2009/12/23(水) 進化(1)
ある名門吹奏楽部の何十年も前のコンクールの演奏の録音を聴いた。全国大会のものだ。なんていうか、時の流れを感じた。これと同じ演奏をもし今したとしても、失礼ながら支部大会にも進めないだろう。それだけ吹奏楽界も進化したってことだよねぇ。隔世の感がある。
じゃ、いったい何が変わったんだろうか…。まず楽器。あの頃はヤマハに『カレッジモデル』っていう安いステューデントモデルがあって、ほとんど学校の楽器はそれだったものね。トロンボーンはたしか1本5万円くらいじゃなかったかな…。それに木のクラリネットなんかなくて、みんなプラスチックだった。
高校の頃、合奏中にクラリネットの朝顔が床に『ゴン』って音を立てて落ちて、んでそれがゴロゴロゴロゴロ…って指揮者のところまで転がっていったことあるものね。何が起こったのかと思ったよ(汗)。ひもじいよぉ(>_<)。。今はどこの備品もカスタムだものね。
それからホール。どこの地方にも、いまやコンサート向きの響きのいいホールができた。ときに響きすぎなところもあるけれど…。それに録音技術だって進歩した。当時はデジタルなんてなかったし…
(長くなりそうなので続きは明日の日記に…)