2009/12/12(土) おぼえがき
 きょうは中学校にアンコン指導に。。きょうの日記は指導覚え書きにします(^^)。

 まず、楽譜の音がちゃんととれてないと、ハーモニーも響きもできない。音がとれてるっていうのは、間違えなくその音が出せる、ではない。たとえ楽器に頼らずとも、自分でその音がとれる、ってとこまでいかないと、ほんとうは響きやサウンド、ハーモニーはできない。チューナーで合わせるだけではダメ。だいぶできているとは思うけど、もう一息。

 音の太さ、響き、支えの感じ…。そういうものが足りないところも、ある。でもそういうものを理屈で理解させる時間は、たぶんもうない。だから、どうやって魔法をかけるか、それがポイントになるだろう。

 大人のお仕着せじゃなく、子どもたちが自分で音楽できるべきたとは思うけれど、その前にまず音楽の『言葉』は教えてあげないと、表現にならない。たとえば言葉でいったら『おはよう ございます』が『おはよ うござ います』になっていたら、意味が通じない。

 音楽のことば、アーティキュレーション。滑舌をはっきりしゃべらないと、セリフだって伝わらない。滑舌ができない原因のひとつは、息の流れが止まること。このパターンが多いんだな、と、あらためて感じた。まずフレーズの中での息の流れを身体でおぼえることが、滑舌よくしゃべることの助けになるかな。

 そんな感じでまた明日も指導に行ってきます。。