2009/10/29(木) アレンジスコア(1)
 相変わらず編曲をやっている。今書いているのは、あるオーケストラ曲の吹奏楽アレンジ。。

 スコアを見ていると、いろんなことに気がつく。まず、間違いって結構あるのなポケットスコア…。中には音の間違いもある。それから次に、作曲家による書法の違いが見えてくる。オーケストレーション、楽器の使い方や、和音の積み方などなど。。

 アーティキュレーションなど見ていても、楽器によって違っていたりする。弦と管でスラーが違うことはよくあるけれど、まあ弦に書いてあるのはボーイングスラーだったりするし。同じところが1回目と2回目でアーティキュレーションが違ったり、クレシェンドだって違っていたり、書いてあるパートと書いてないパート、松葉と文字の「cresc.」が混在していたり、パートによってさらに「molto」が付いていたり…。

 そういうのの意味、意図を考えだすと長考しちゃったり、だいたいこれ、作曲者が書いたのか編集者が書き加えたのか出版社が書き加えたのかわかんないし…、、単なる間違いの場合もあったり、逆に深い意味がある場合もあるだろうし…。それを汲み取って、どう書くか…、う〜ん、、