2009/09/30(水) 小学校バンド
教えに行っている小学校、難しい曲をやっていることは前に書いたけれど、あの曲(情熱大陸)、正直、できないんじゃないかと思っていた。難しくて断念するんじゃないかと…。よくあんなリズム読むよなぁ…
ノリのいいもの、わかりやすいもの、興味を引かれるもの、おもしろいもの…、こういうものに出会ったときの子どもたちの能力は、大人の想像を超える。極端に言えば、難易度なんて関係なくなる。そのかわり、難解なもの、興味をそそらないものに出会うと、『えっ、なんでこんなのできないの!?』ってこともある。
前にも書いたけど、リズムでも、音でも、ぼくは理屈をほとんど説明しない。4分音符の中には8分音符が2つ入って、16分音符が4つ入って…、そんな理屈、あとからでいいっしょ。。
リズムや音は、歌って、吹いて、たたいて、伝える。じつは、そんな中でいちばん伝えたい大切なものは、ノリ。。だってノリとか流れとか歌とか、そういうのがなかったら、いくら楽譜が理解できても音楽にならないっしょ。。もちろん、いい音程で正確なリズムで演奏することは大事だよ。でも、それだけじゃダメっしょ。
なんか、音楽の面白さが伝わればいいなぁ、と、思う。