2009/09/12(土) フレーズ帳
ジャズのプレイヤーって、中にはそんなもの使わないっていう人もいるだろうけと、フレーズ帳があったりする。ない人でもフレーズのストックは少なからず頭の中にあるだろう。そういうものを普段から練習しているわけだから、いわゆる『ジャズの言葉』で成長していく。
でも、クラシックのプレイヤーって、ぼくが見てきた限りでは、やれロングトーンだリップスラーだスケールだタンギングだと、『クラシックの言葉』以前の、技術にとらわれているようなところがあると思う。いや、ジャズプレイヤーとくらべると、どうしてもそう見える。
でも、じゃあジャズプレイヤーのほうが基本技術で劣っているかっていったら、そんなことはない。彼らはみんな天才なのか…? そうではないよね。普段の練習から『言葉』をしゃべることに重きを置いているから、イメージがしっかりしている。だからこそ、技術もぶれない。
これ、もしかしたらクラシックのプレイヤーも取り入れられるんじゃないかと…。クラシックフレーズ帳。あらゆる要素、イメージを網羅した、個人練習フレーズ集。。練習のアプローチを考えてみるのも大事だよね。