2009/01/20(火) 楽器洗浄
 昨日書いたとおり、昨夜、楽器の大掃除をした。いつもはスライドしか洗わないのだけれど、バルブが不調だったのですべて分解洗浄した。ベルセクションの管内も思いのほか汚れていたのだけれど、さすがに鳴りが全然変わったなぁ…^^;。

 サウンドはクリアに、それでいて太くなった。息は前より少し取られる感じで、ちょっときつくなった。といって、新品の時のような硬さはない。やっぱベルセクションもたまには掃除しないとダメやね。。

 ヤマハのマニュアルには、ロータリー部分は洗浄すると動かなくなることがある、と書いてある。たしかに、洗って汚れやゴミがロータリーに流れていって噛んだら動かなくなることはあるかもしれない。なのでぼくはベルセクションは洗わないことにしていたのだけれど、やっぱりたまには洗わないといけないみたいだねぇ…。う〜ん、、

 ローターケースの中の汚れの多くは、グリスだった。抜き差し管のグリスが、月日が経つとどうしてもロータリーまで流れていってしまうようだ。それがオイルとまざって固まっていた。抜き差し管側からローターオイルをさしたりすると、ますますグリスがロータリーまで流れていってしまうだろうな。といって、ジョイント側からさすとオイルがスライドまで流れてしまいそうだし。。これ、鳴りが変わっちゃうから嫌なんだよね。たくさん流れていくとスライドがねばるし…。

 だいたいローターにオイルなんかよっぽどのことがないとささない。リペアの人に教えてもらったけど、ロータリーは軸が命なんだと。軸にさえオイルをさしておけば、ローター自体は管内の湿り気が回っているから大丈夫なのだと。。じゃ、ローターオイルってなんのためにあるの? ってことだ。

 さらに、セイヤーバルブの場合は軸だけじゃなくローターにもオイルささなきゃならないと言う人もいる。ぼくは軸にしかささないけど…。これもいろいろ多説あって、はっきりしない。。ほんとのところはどうなんだろうか…