2009/05/27(水) 呼吸の話(2)
普段の呼吸はそうだけど、じゃ、管楽器を吹くときの『息の支え』って何ぞや!? これって、息を『押し出す力』ではないよね。これも、勘違いしてる人が多いかも。。勘違いしたみたいな呼吸練習に、ブラスの現場なんかで時々出くわすぞ^^;。。
息は、力を抜けば出て行くんだもの。。支えってのは、それをコントロールすることだよね。具体的には、互いに反対方向に働く力の拮抗。で、どことどこの力がどんなふうにどれくらい拮抗するのかは、それは場面ごとにいろいろあるよね。
ジェイコブスの連載の話に戻ると、ジェイコブス(ネルソン?)は、肺活量は増やすことができないと書いているけれど、ぼくは、増やすことはできると思う。だって肺活量ってのは、『肺自体の容量』ではなくて、横隔膜などの呼吸筋や肋骨などの骨格がどれくらい自由にしなやかに動くか、で決まるんだから。肺自体の容量は、肺活量よりももっと大きいのだそうですよ。ボディ・マッピングによると。。
なんか長くなったけれど、またそのうちオンラインレッスンにでも加筆します。気が向いたら^^;。。