2009/05/26(火) 呼吸の話(1)
 管楽器の雑誌『パイパーズ』に連載されている、「アーノルド・ジェイコブスはかく語りき」。時々読んでいる。。

 人間の呼吸器官、肺っていうのは、Full(満タン)とEmpty(空っぽ)の中間にいちばん力が抜けた休止位置(Repose)があるのではなくて、FullからReposeまでが、全体の2/3、そこからEmptyまでが、全体の1/3だと、ジェイコブス、いや、ブルース・ネルソンは書いている。

 これって、観察してみるとわかるけれど、脱力したところから空っぽまでに吐ききれる息の量よりも、めいっぱい吸った状態から脱力のところまでに吐く息の量のほうが、ずっと多い。2/3よりももっと多いかもね。で、通常、楽器を吹くときに使う息は、この2/3。そりゃそうだ。で、脱力点より空っぽ方向の息は、いわば非常用。

 普段の呼吸を観察してみると、吸う時だけに力を(ごくわずかだけど)使っていて、吐く時はただ脱力するだけ(脱力点まで吐く)。そこからさらに吐き出すってことは、通常しないよね。で、吸う時に使うのは、横隔膜。深呼吸みたいにたくさん吸うときは、肋骨の筋肉なんかも使うけど。

 これ、あたりまえのことだけど、間違った認識の人が多いかもね。脱力点が肺の容量のちょうど中間で、そこを中心にしてプラスマイナス双方向に呼吸している…、ってのは、間違いだよね。。う〜ん、、これってボディ・マッピングだ!!

(明日の日記に続く…)