2008/12/28(日) 耳コピ(1)
 いくつかある楽譜の仕事の中に、曲を楽譜に直す、要するに耳コピの仕事がある。やらなければならない仕事があって先送りにしていたけれど、もうそろそろ仕上げなければならない。

 耳コピ…。高校の頃ロックバンドをやっていて、よく徹夜で耳コピした。最初はギターで音を探して、「もっと上」「もっと下」などとフレットの上の弦を手探りで音を探していたんだけれど、そのうちだんだん、聴いたフレーズをフレットの上でたどれるようになってきた。当時はCDなんてないから、カセットテープ。聴いて、おぼえて、たどって、それを書く。。

 高校2年になって音大進学の準備でソルフェージュにかよい始めた頃、聴音(先生がピアノで弾いたメロディや和音を楽譜に書く課題)で、8小節の課題を先生が弾く間、ただじっと聞いていて、それから書き始めるぼくを見て、先生…「憶えて書こうっていうのね…」と。。普通の子は、聴きながら書くんだと…。なにしろ耳コピではカセットテープだから、同じ箇所を何度も聞き返したりするのが面倒だったんよね。だから、とにかく集中して1フレーズを憶える。それから書く。その時の癖やね^^;。

(明日に続く…)