2008/10/18(土) 偉大な
今週末は上海でF1中国グランプリ。18戦で争われる今年のF1も、あと2戦を残すのみ。チャンピオンの可能性があるのは、マクラーレンのルイス・ハミルトンとフェラーリのフェリッペ・マッサの2人にしぼられた。
現在ポイントトップのハミルトンだが、そのドライビングに他ドライバーから強引だとの声が上がっているとか…。たしかに、富士でのスタート直後の1コーナーとか、ちょっとね…。いくらブレーキング競争に勝っても、自分も止まれなかったら意味がない。レースが壊れちゃう。
強引といえば、かつてセナもシューマッハもそういうレッテルを貼られたことがある。シューマッハには『わざとぶつけた』疑惑が上がったことがあったし(それも1度ならず)、セナのドライビングは、『勝つためには手段選ばず』みたいにも見えることがあった。
あの2人の現役時代、そういう強引なところが嫌いだったけれど、でもやっぱり、いくつも記録を打ち立てた偉大なドライバーだ。将来偉大な存在になるドライバーには、強引さや、『一癖』があるものなのかもね。でもこれは、レースの世界だけではないのかも…