2008/10/08(水) ノーベル賞
 今年のノーベル物理学賞に、日本人が3人選ばれた。新聞もテレビも、大騒ぎである。。「ふぅん…、そうなのか…」くらいにしか思っていなかったけれど、よぉく考えてみたら、ノーベル物理学賞の枠は最大3人。それを日本人が独占したってぇんだから、こりゃやっぱりすごいことだ(江戸っ子か^^;)。

 でも、3氏とも、ここ近年の研究に対してというよりも、もう何年も前に発見確立した業績に対しての受賞だったようだよね。それが、今ごろ選ばれた。たとえば2004年のノーベル物理学賞の発表の中では、『南部博士の理論は正しかったが、恐らく早すぎた』とされ、選ばれなかった…。

 『早すぎた』って、なんだろね。早いや遅いがあるの? 真実は1つなんじゃないの?? まあでも、地動説を唱えたコペルニクスだって、当時は白い目で見られたわけでしょ。でも、正しかった。。

 やっぱり、早いとか遅いとかなんて、どうでもいいことのような気がするな。正しいことは、正しい。いいものは、いい。。音楽の世界だってそうなのかもしれない。流行や、世の中の目や、変な多数決や、いろんなおかしなものに流されてばかりいたら、いいものは見つけられない…