2008/09/10(水) 江國さん
 久々に江國香織さんの短編と、長編と、エッセイを買ってきた。欲しい本があって本屋に行って、でも欲しい本は見つけられずに、そのかわりに江國さんの本を買った。

 欲しかった本というのは、『新幹線99の謎』という、どうでもいいムダ知識の本だ^^;。どうでもいいのだけれど、なんだかこだわっている。以前、『ジャンボジェット99の謎』というのを読んで面白かった(これも何かの本を買いに行ったときにたまたま見つけた)。そのシリーズだ。

 以前にも書いたけれど、江國さんの本が好きだ。エッセイは『雨はコーラがのめない』という、江國さんが飼っている犬と、その犬と一緒に聴く音楽の話が書かれたものだ。ぼくは特に犬が好きではないし、中に出てくる音楽もぼくの知らないものが多い。エッセイってだいたいそういうものだと思うけれど(この日記もそうだけど)、はっきりいって、内容としてはどうでもいいようなものだろう。でも、それでもやっぱり江國さんの文章に惹かれる。なぜだろう…

 世の中には、『わがままな人』っていうのがいる。でも、たとえそのわがままがどんなに理不尽なものであっても、『この人が言うと、なんだか笑って許せちゃうんだよなぁ…』っていう人もいる^^。なんだかそれと似ているような気がする。って、一体どういう喩えだよ!?^^;。

 話題になったり流行に乗って読んで、『あぁつまんなかった…』って思ったものも、過去にはいくつかある。『ディープ・ラヴ』とかね。読み始めたらつまんなくても途中でやめるってことができない性質だから、最後まで読んじゃう。うぅ…。吉本ばななさんとかも、つまんなかった(ごめんなさい)。そういえば『恋空』は、結局読んでないし、買ってもいない。読まないうちに流行が終わってしまった^^;。読もうかな…。面白いですか?(誰に訊いてる?^^;)

 江國さんの本には、やっぱりハズレがない。