2008/09/01(月) 辞任
福田総理が辞任を表明した。いや、いろいろな意味で驚いている。
政治のニュースにはあんまり興味がなかったけれど、福田総理には逆風が多かったように思う。景気の後退、原油高、不祥事や事故(護衛艦の)など…。でも、言ってしまえば、これは彼が悪いわけではないよね。
ねじれているから、国会運営でも苦労があっただろう。なんだか国会や政治って、力や面子や派閥や椅子獲りや目先のご機嫌取りのために動いているみたいで、なんだかなぁ…、と思ってしまう。特に、『おまえらの言うことだからとにかく反対だ!!』ってスタンスの人たちがいけない気がする。反対するだけなら誰でもできるものね…
それがどんなに『いばらの道』であっても、道があるのなら歩いていこうっていう気にもなるのだろうけど、それすら見えなくなったら、もうしかたがない…。きっと熟慮の末の結論だったのだろう。彼がどんな熟慮をしたのかはもちろんわからないけれど…。
べつに擁護するつもりもない。でも、そういういろいろな熟慮を知らず、「途中で放り出して無責任だ!!」なんて発言することの方が、よっぽど無責任な気がする。