2008/08/19(火) ステップアップ
 今週からまた学校バンド指導。きょうは小学校の金管バンドだ。だんだん音も出て吹けるようになってきたので、指導内容もワンステップアップ。でもこれが、なかなか大変なのだ。

 メロディと伴奏のバランスをとって、それぞれの音を声でも歌えるようにする。と、音が合ってくる。それからさらに、メロディやパッセージのアーティキュレーション。それぞれの音の長さや、スラー、スタッカートなどなど、つまり、『どんなふうにしゃべるか』『どんなふうに歌うか』の入口のところだ。

 吹いてるほうは、(大きな)音が出て、知ってるメロディがあって、曲が最後まで通ればそれだけで楽しい。なのになんで、そんな『バランス』や『音の長さ』なんてことまでやらなきゃならないの? いいじゃんそんなことべつにどうだって… って感じなんだろう。。。でも、それでは音楽にならないんだ。それってね、たた『吹き散らかしただけ』なんだよ。

 そういえばこのまえ飲んでいるときに、この「吹き散らかした」というフレーズがある先生にたいそう受けて、「メモしてメモ!!」だって^^;。いや、うまい言い方でしょ^^。

 やっぱり、音楽の『楽』って、『たのしい』『らく』だけど、『らく』して『たのしい』ものなんてほんとうは楽しくないのだ(13日の日記)。