2008/07/17(木) ホール練習
このごろはコンクール前になると、多くの学校が『ホール練習』といって、コンクール本番のホールや、そうじゃなくてもどこかのコンサートホールを1日借り切って練習したりする。ぼくらの頃じゃとても考えられなかった。いや贅沢というか恵まれてるというかどこにお金があるんだろう…
ホールでのバランスや、ホールの響きを加味したアーティキュレーションの処理、響かせ方や、このホールはどう鳴らしたらいい音がするかの探求(マレット変えたりミュート変えたりならびを変えたりまで…)。または、単にホールの響きに慣れる意味もあるだろう。。いや、昔、せっかくホールまで行ったのに、そこで譜読み合奏していた学校もあったけど、当然、激怒だそんなの!!
まあ、コンクール本番後に子どもたちからよく聞かれることばは、「まわりの音がよく聞こえなかった」とか、「響いてよくわからなかった」などなど…。でもねぇ、『まわりの音がよく聞こえないホール』なんてものは世の中にないと思うゾ。『聞こえなかった』んじやなくて、『聞けなかった』んだろう。。
でも、そういう意味でも、ホールの『雰囲気』に慣れるのも意味があるんだろうな。。でも、譜読みはやめようや…