2008/07/03(木) 世界遺産
 フィレンツェにある世界遺産の大聖堂の壁に落書きして、日本の高校の野球部監督が解任になった。ぼくら日本人からみたら、日本のハジをさらしたんだから解任くらい当たり前だよな、と思う。ところが…

 当のイタリアの新聞が、「地球の反対側にいても許されない」と、日本の処分のきびしさを指摘する特集記事を掲載したんだそうな。「間違いを犯した人間に対し哀れみはない」と。。

 大聖堂の壁には、日本語の落書きをはるかに上回るイタリア語や英語の落書きがあるんだそうな。でも、イタリア世論は特に問題視している様子はないのだと。。

 これって、なんだろう…。文化や遺産を大事にしてないわけじゃないんだろうし…。いやむしろ、そういうものがもっと日常なのかもしれない。特別視していない。日本よりもね。

 音楽にしても、たとえばシンフォニーやオペラを聴きに行くのは日本では非日常だけど、あっちじゃ日常、ふつうのことでしょ。そういうことなのかもしれないな、と、思う。関係ない!?