2008/01/16(水) 感情と論理
 財政がきびしい音楽ユニオンだが、中部には事務所がある。一昨年、中部の専従事務員さんが希望退職に応募され辞められたとき、「これからどうしようねぇ」と運営委員で話し合った。そのときには、「事務所は死守せねば!!」の論調だったのに…
 去年のおわりに、「この事務所、要るの?」という話が出てきた。で、「ムダだよねぇ…」って。たしかに、会議と物置くらいにしか使ってない。こんなものを維持しながら財政がきびしいなんて…。
 でも、かくも人間って合理性や論理じゃなくて感情や雰囲気でものごとを判断する生き物だということ。「事務所死守」って言ってた頃は、本部対地方っていう戦いの構図があったものねぇ。バカだったねぇ…。
 もうひとつ…、力を出してものごとを動かすのは1割の人。あとの9割は、極端に言えば、なにも考えずただ流されてそれについていくだけの人。そんなふうにも見える。これはどんな組織でも多かれ少なかれそうだろう。
 人間のそういうところ、特に、感情や雰囲気に流されるところを、時に「ばかばかしい」と思ってしまうのは、ぼくがAB型だからか? でも、ぼくにもそういうところは、たしかにある。