2008/05/11(日) 審査員
 きょうは、岐阜県の高校吹奏楽部の校内ソロコンテスト審査員に。来週にソロコンがあるので、その予行演習の意味合いがある。近隣の高校生も参加して、エントリーは全部で58名!! 1点から10点までの10段階で点数をつけて、講評を書いていく。

 コンクールの点のつけ方もいろいろだ。10段階方式、『技術』と『表現』それぞれ1から5までの5段階方式、また、夏のコンクールだと、課題曲と自由曲それぞれ5段階方式などなど。で、以前審査員で行った某地区のアンコンがやっぱり10段階採点だったのだが、そのときは最初の打合せで、「教育的配慮で、1点と2点、また10点は付けないでください。」と言われた。と、3,4,5,6,7,8,9の7段階になる。これだと、『満点』ってのは出ないことになる(中には「満点を狙ってます」って子たちもいるでしょ)。まぁどっちみち、10点っていうのは『何も言うことなし。完璧!』ってことだから、それ、まずありえない。

 でも5段階採点の場合、1と5を付けなかったら3段階になってしまうので、1と5も付けないわけにはいかない。あと、『技術』と『表現』それぞれ採点ってのも、難しい。それはやっぱり切り離せないものだからね。表現するために技術がいるわけだから。

 さて今回は、結局最終的には4点から8点までしか付けなかった(付かなかった)。で、全部終わるとすぐに集計上がって順位が出る。自分を含めて各先生方の付けられた点数が一覧表で見られるが、ぼくは全体順位とほぼ同傾向の採点をしていた。なんだかちょっとほっとする。「この子が1位かな」と思っていた子が1位だったし。。聞き方によって採点傾向って変わってきたりするでしょ。

なんだか長くなっちゃったので、続きは明日へ…