2008/05/10(土) F1撤退
 今週末はF1トルコグランプリ。でもスーパーアグリF1と佐藤琢磨の姿はもうない。スポンサーとの交渉が不調に終わり、シーズン半ばにしてF1から撤退することを先日電撃発表したのだ。まったく残念だ。

 レースは金がかかる。それがF1ともなれば、ひとつのチームが1年間参戦するためには最低でも100億円以上のお金がかかる。スポンサー大企業の支援なくしては不可能だ。なので、このごろのF1は世界中の大手自動車メーカーが自社のチームで参戦する形が増えている。トヨタ、ホンダ、BMW、ルノーなど。

 でも、スーパーアグリは数少ないプライベートチーム。大企業が金にモノ言わせて企業広報のために作ったチームではない。ただレースがしたい、その気持ちが集まったチーム。だから、日本発のチームの中でもいちばん応援したいチームだった。というか、ホンダやトヨタはべつに応援してないし…。

 お金がなくてレースが続けられない…。その気持ちは、わかる。ほんとうに残念だ。