2008/04/15(火) 行政改革!?
 しばらく前の日記で、国の短絡的な政策のせいで、全国の厚生年金会館が閉鎖&一般競争入札に出される話や、愛知県の勤労会館が閉鎖される話、それから、滋賀県のびわ湖ホールの予算が減額される話などを書いたけれど、今度は大阪である。

 知事になった橋下さん直轄の行革プロジェクトが、大阪センチュリー交響楽団への補助を打ち切る方針らしいのだ。『応援する会』の緊急署名活動へのリンクがトップページ(下のスクロールする小窓の中)にあるので、パソコンからアクセスの方はぜひプリントアウトして署名に協力してあげてほしい。

 赤字を解消しなければならないのは、わかる。でも、オーケストラの運営は、まともにやったら必ず赤字になるのだ。いや、オーケストラに限らずホールだって、ちゃんとした自主事業を打ってやっていこうとしたら、赤字になるものなのだ。「お金がかかるからやめよう」と言ったら、文化はなくなるのです。

 いかにお金を稼ぐか、いかにお金を減らさないか、それだけのために人は生きているの? 金がないだの赤字だの、そんな話は某団体でも聞くけれど、赤字をなくして組織を維持するだけだなんて、なんだかばかばかしくなってくるぞ!