2007/12/29(土) オイル
 以前にマウスピースをSilkeyにしたと書いたけれど、あれから半月ほどして結局元のLaskeyに戻っている。あの時期(先月)は、一時的に楽器の鳴り方が変わったとしか思えない。今とは全然違う鳴り方をしていた。今はなんとなく元に戻っている。何が原因なのかいろいろ考えてみたけれど、思い当たることは『オイル』くらいしかない。
 ぼくの楽器はセイヤーバルブなのだけれど、不精なので普段は軸受部にしかオイルをささない。たまにはローターにもオイルをさしてみようかと、なみなみと流したのがいけなかったか…。気密は高くなった(それがいいとは限らないが)けれど、余分なオイルが管内に回ったのだろう。でも、そんなことぐらいであんなに鳴りが変わるか!?
 だいたいセイヤーって、どんなオイルをどこにさすのがいいのか、未だにわからない。『普通のロータリーより軽めなオイルがいい』が通説なのでHetmanのLignt Roterをぼくは使っているけれど、軸部にさせばローターまで回るよね。ぼくはそれで今まで問題なかったけれど、それじゃダメって人もいるし…。たとえばもしスピンドルオイルをさしたらどうなるんだろう…。誰に聞いても確たることを知らない…。
 ふつうのロータリーは『軸が命』だから(軸部がいちばんクリアランスが狭い)、2ヶ所の軸部にスピンドルオイルをさす。構造上、軸にさしたオイルはローターまで回らないけれど、呼気は湿気を帯びているから吹いている限りローターが乾く心配はない。長期保存のときは、軸にもローターにもオイルをさしておく。と、以前リペアマンに教わった。
 オイルやグリスなどのケミカル類って、思った以上に鳴りにも影響するのねぇ。。