2007/12/12(水) アンコンの思い出(2)前編
 7日の日記にひきつづき、アンコンの話。
 もう今から2年前になるけれど、高校の金管アンサンブルのためにアンコンの編曲を提供した。子どもたちが、中学生の全国大会のCDを持ってきて、「この曲がやりたいけど楽譜が手に入らない(絶版?)から書いて(耳コピ)」と。で、そのCD、どう聴いてもアレンジも演奏もいいとは思えなかったから、オーケストラスコアを買い求め(ポピュラーな曲だが持っていなかったから)、許諾も取って、いちから編曲した。
 で、大会は聴きに行けなかったけれど、終わって、なんの報告もなし。顧問の先生からは結果速報はあったけれど、依頼してきたのは子どもたちだし、それで本番終わって何の報告もなしかい!? 金銀銅も大事だけど、自分らが納得いく演奏が出来たかどうかが大事でしょ。報告もできんのかいな。おまけにジャッジペーパーもない。どこ行ったの? 当時はあんまり頭にきて、怒る気にもならなかった。
 ぼくはいちおう、演奏したりバンド指導したりレッスンしたり楽譜を書いたり(作編曲)ということを生業にしている人間だ。趣味や遊びでやっているわけではない。そんななかで、相当の時間と労力と、そして思いをそそいで書いた楽譜。。作曲にしろ編曲にしろ、1曲書くのってほんとに大変なんです。

長くなるので明日の日記に続く…