2007/10/05(金) 出版
 しばらく前に渡した楽譜浄書の仕事、もう出版になって、きょう、一冊いただいた。あまりの早業と、あまりの立派さにびっくりした。こんなちゃんとした本になるのね…。たしかに中身はぼくが作ったものだけれど。。ぼくも出版業しようかな…。何を出すの!?
 楽譜の仕事も、編曲、編集、浄書、創作といろいろだけど、やっぱり既製の曲を編曲するというのが、ある意味いちばん難しいかも…。とっても頭を使う。どれだけその曲を理解しているのかが問われる。まぁ楽器でも同じだけど、曲をほんとうに理解したり表現したりというのは頭でするものではないと思う。だけれども、やっぱりとりあえず頭を使う。
 きょう、あるCDを聴いていて、その曲はオーケストラ曲の編曲ものだったのだが、「あれぇっ」という箇所が…。で、オケスコアを見てわかったこと… 原曲のその箇所にコントラバスのフラジオ、その実音ではなく記譜音を管に書いちゃったんだね。全然ちがうハーモニーになっていました。う〜ん…、これ、出版されてるんだよねぇ…。