2007/09/08(土) 匿名?
 ばくも時々調べものなどで利用しているオンライン百科事典『ウィキペディア』。誰でも自由に加筆編集でき、利用者の善意で成り立っている。その『ウィキペディア』、特定の組織からの記事の書き込みを調べるプログラムが開発されたそうだが、それで調べたら、日本の省庁から、自分とこの役所に都合のいい修正をした形跡が多数見つかったんだそうな。。
 なんでもそうだが、どんな情報も、なんらかの視点から見たものだということ。見方が変われば内容も変わる。そして、インターネットは決して完全な『匿名』ではないということ。少なくともIPアドレスや日時情報は記録されるのだから。
 さて、前にも書いたけど、ネットが(ある程度は)『匿名』であることによるマイナス要因ははかりしれないように思う。ウィルス、脱法、闇サイト…。それで殺人にまで発展するんだから…。
 やっぱりインターネットに発信する情報、ファイル、データなどすべてに、IPアドレスじゃなくて、もう個人識別IDかなんかが必ず付くような仕組みを作るべきだと思う。自由であることと匿名性とは関係がない。逆に、発信するものに発信者が責任を持たなければ、ほんとうの自由はないように思う。