2007/07/30(月) 歌ってみようよ(1)
 きょうもバンド指導。午前中から合奏。課題曲。うん、、正直なところ、まるで調律の狂ったピアノを聞かされているみたい。旋律も、ベースも、伴奏も、9割以上の音は、合ってない。しかも、「じゃ、声で歌ってみようか」といっても、「ド・ミ・ソ」もとれないのだ。さらに、マーチの伴奏が、ただ音を置きに行っているだけだから、ビート感がなくて居心地が悪い。身体を硬くして吹いているから響きが細くレガートもつながらない…。いったい何からやったらいいの…。
 1時間合奏して、昼休み。正直、憂鬱であった^^;。「歌ってみよう」が封じ手となると、どうやって合わせたらいいのか…。ハーモニーディレクターで鳴らして合わせる? いちいち「高い!」「低い!」って全部伝える? それともチューナーを向けるか^^;。どの手が通じるのか、ごはんを食べながら、ひたすら考えた。
 午後の合奏は、合わない音「9割以上」が、「7割くらい」までになった。音が寄るのに時間がかかるわけね…。うぅ…。「この音には体重をかけて…」なんて話も、通じないわけね…。でも、振って、歌って、いくつかのことはわかってくれたし、変わっていったところ、よくなったところもある。そりゃそうだ。なにしろまじめな子たちなのだ。
 それどころか、「よくこんなこと吹くよなぁ…」と思うようなパッセージを吹いてのけたり、tuttiの強奏など、鬼気迫るところがあったり…。静かな闘志みたいなものは、とても感じたなぁ。5時間合奏。
(続きは明日の日記へ…)