2007/06/30(土) インターネット
 きょうで6月も終わり。明日7月1日から、お隣の韓国では、ネット上の大きな掲示板に対して、「インターネット実名登録制」が義務づけられる。どこの誰だかわからないのをいいことに、誹謗中傷の書き込みなどがあとをたたないからだそうだ。インターネットの負の部分だが、これは韓国に限ったことではないよね。
 韓国政府のこの規制に対して、「みんな本音で話したい」と反対の声もあるようだが、自分の名を伏せなきゃ言えないような本音に、はたしてどんな価値があるというのか?
 「ウィキペディア」というインターネット上の百科事典がある。アクセスした人が自由に編集できる、いわば利用者の善意で成り立っている事典だ。膨大な情報がある。ぼくも時々調べもので利用するのだが、時々、管理者によって「編集制限」にされている記事を目にする。荒らされたりしたことによるものだ。
 どこの誰だかわからなければ、人はわるさをする…、誰かが言っていた気がするけれど、たとえばコンピューターウイルスなんかも、その産物だよねぇ。
 毎日新聞が、今年から「ネット君臨」というインターネットに関する特集記事を時々紙面に載せている。「MSN毎日インタラクティブ」でも読めるので、ネット好きの方は検索して読んでみていただきたい。考えさせられる。