2007/06/24(日) 架線切断事故
 関東のJRで、架線が切れて停電する事故があった。空調が切れた電車に何時間もすし詰めだって… それは大変。で、今回の事件でわかったこと… 電車の架線って、ずーっとぜんぶつながっているわけじゃないんだ…。
 今まで、電車の架線は端から端まで全部つながっていて、ところどころで変電所から電気を足していくんだと思っていたんだけど、違うのね…。知らなかったゾ。架線は少なくとも変電所ごとに(電気的には)区切られていて、しかも電圧が(微妙に?)違っていたりするものらしい。そりゃ、その区間に電車がたくさん走っていれば電圧はきっと下がるよね。で、その境目に電車が止まると、今回のようなことになるそうな。ふ〜ん…
 そういえば以前、名鉄の運転手さんが教えてくれたなぁ…。名古屋では市営地下鉄と名鉄が相互乗り入れしている(最近よく乗ります)けれど、その境目では、電気がまざらないようになっているのだそうだ。
 さらに、そのほかの電化区間にも電圧や直流交流の違いなどいろいろあって、それぞれ混ざらない複雑な工夫があるらしい。そして、新幹線って交流2万5000ボルトなんだってね。これも知らなかったゾ。やっぱりいくつかの区間に区切られていて、新幹線だとそのつど地上側で電源を切り換えているんだそうだ。切り換える瞬間はコンマ何秒か停電しているんだって。もちろん電気は消えないけれど、新幹線ってそんなことしてたのね…。