2007/06/23(土) 歌って合わせる!?(2)
 さらに、合唱してみることで、ハーモニーをハーモニーと意識することができるのかもしれない。楽器でやったときは、『音をならべる』ことばかりだったものが、意識の中で、「あっ、ハーモニー」って気付く。それは大切なことだ。
 純正調が…、とか、第3音が…、などというのは、ここから先のことだと思うゾ。さらに、昔見たけれど、合奏中に、音程合わない一人の子に見せしめのようにチューナー向けて5分も10分も音合わせさせるのはどうかと思うぞ(ほんとにそういう先生がいたんです…怒!!)。
 全然完璧じゃなくていい、と書いたが、前に立つ指導者の耳はもちろん完璧に近くなければならない。少なくとも、結果としての『違い』がわからなかったら、指揮をする資格がない。
 『歌って合わせる』も、『とりあえず』『いちおう』声を出してみた…、みたいな、儀式的な実践では、効果は薄いかも。でもそれは、どんな練習にも言えること。
 時々言っているのだが、やっぱり、『吹奏楽は、管楽器(と打楽器)でやる合唱』です。。