2007/06/22(金) 歌って合わせる!?(1)
 ハーモニーは合唱する、と、昨日書いたが、ほんとに合うようになる。そりゃ、なかなか100パーセントとはいかないけれど、少なくとも、「うわーっ!?」ってのが、「やや近い!」くらいにはなるし、「うーん…」ってのは「惜しい!」くらいにはなったりする。ハーモニーだけじゃなくてユニゾンでももちろん効果がある。このことはずっと以前から感じていて、実践したり提唱したりしているのだけれど、いったいなぜ、時に「劇的」と言えるくらいのこんな変化が起こるのか…。
 自分の声で歌ってみることで『ソルフェージュ』する効果が、まずあるだろう。全然完璧じゃなくていい。たとえばそれまで9割くらい楽器任せだったとしたら、そこからいくらか脱却するだけで全然違うだろう。
 それから、『あくびのど』への気付き。地声は響かないし、地声では音程だってまともにコントロールできない。これは管楽器でも同じで、あくびのどの響く声で歌っているからハモる。音程の問題も解決するし、さらにそれ以上の効果がある。
(長くなりそうなので続きは明日へ…)