2007/06/20(水) 楽譜を世に出す
今、楽譜浄書の仕事もひとつしているのだが、元の楽譜がわかりにくく、しかもどんどん加筆された過程の楽譜がたくさんあるらしくて、どれが最終的なものなのか、今書き写している楽譜ははたして最終形なのかどうかも、よくわからない。だいたい強弱記号やアーティキュレーションもあんまり書いてなかったり、ところどころ空白の小節!? もあったりする。穴埋め問題かいな…。
でも、まだ書きあがってない途中の楽譜なんて、ぼくだったら出さないけどねぇ…。だいたい、強弱やアーティキュレーションが足りなかったりするとリハなどで鋭い突っ込みが入ることもあるのだ。「ここ、強弱ないですけど…」てな感じで。。ふぅ…。
強弱やアーティキュレーションや表情記号など何も書かず、ただ音だけならべればいいのならどんなにラクだろう…。でも、未完成の楽譜を出すのはやっぱり嫌だな。
それからぼくがもうひとつ嫌なのは、「フィナーレのファイルでちょうだい。」っていう注文。フィナーレというのは楽譜を書くソフトなのだが、そのファイル形式でくれってことはつまり、「いじる」ってことでしょ。いやだよ。。と、思うんだけどなぼくは…。