2007/04/30(月) マーチ1曲に…
今年もそろそろ朝日作曲賞一次選考の結果が届くころだと思う。去年いただいた通知は楽譜とともに保管してある(たぶん)はずだけど、今年は書きあげることができなかったのでパスしてしまった…。
一昨年の全国大会直前、淀工のホール練習での「春風」を聞いて、「日本でいちばんマーチの演奏が上手いバンド」という形容に納得した。そして、こんなバンドに自分の書いたマーチを演奏してもらえたら…、というのが、夢のひとつになった。
楽譜を書くという面から見ても、吹奏楽の世界って、偏ったせまい世界だという声も聞く。そういうふうに言う人からみればきっと、上に書いた夢など取るに足らないちっぽけなことなのかもしれない。でも、そんなふうに言う人たちがはたしてどれほどの曲を書いているというのか…。
そうそう、以前も書いたと思うけれど、淀工の丸谷先生は、いろんな意味でほんとうにすばらしい方。でも、退官されてしまう日も近いであろう。そう考えると、今年出品しなかったことは、ほんとうに大きな足踏みだったと悔いている。
3分のマーチ1曲に、何ヶ月も何年も費やす。演奏するほうも大変だろうけど、書くほうも大変なんです。でも、それもいいじゃない。。来年は必ず書きます。