2006/04/08(土) 楽譜のこと(1)
ある作曲家さんのホームページの“ひとりごと”のなかに、コンピューターで作った楽譜についてのコラムがあった。作曲コンクールの審査で、手書きより読みづらいコンピューター譜をたくさん目にした、という内容。手書き譜より読みづらいコンピューター譜って…
ぼくが楽譜作成ソフト“フィナーレ”を使い始めたのは、去年の夏。ここのページでもインフォメーションしている“ハーモニーリレー”、これの浄書を、作曲家でコンピューター使いの友人に依頼したところ、「こりゃそうとう日数かかるよ」との反応を受け、じゃあ自分でやってやる! と、コンピューターを買い(去年まで使っていた知人から譲り受けたコンピューターでは最新型のフィナーレは動かない...)、フィナーレを買い、プリンターを買ってきて悪戦苦闘。まず最初の見開きページを作るのに、丸一日かかったなぁ…。
さて、手書きより見づらい楽譜がなぜ出来るのか…、それはまず、書式をソフトのデフォルト(初期設定)に丸投げしているから。ためしに先日書いた楽譜を、五線のサイズ、小節割り、組み段のサイズや小節線の接続、その他いろいろの設定が初期のままのファイルを作り、音符をコピペしてどんな楽譜が出来るのかプリントしてみたら... いかにも素人くさい楽譜になった。これじゃあ見る気しないや。(明日の日記につづく...)