2006/03/18(土) 心をこめる
 以前の日記で、『“心をこめる”がただのお題目や言訳になってしまってはダメ』というようなことを、たしか書いたと思う。でも、もしかしたらほんとうの意味での“心をこめる”が希薄になっているのも現代なのかもしれないな、とも思う。
 ただ正確に音を並べるだけではダメというようなことも、以前に書いたような気がする。どんな言い回しだったか全然思い出せないけれど^^;。もしかしたら現代は音楽を数学や理科と同じように捉えている子が増えているのかもしれないな、とも思う。「1+1=2(これは算数か...)でいいんでしょ」って。
 音楽とか芸術とかって、その瞬間全身全霊を傾けても、それで十分とはならないものだと思う。正しい答えを見つければ、正解を出せばそれでよし、というようなものではないと思うのだ。そんなのはあたりまえのことなのかもしれないけれど、そんなあたりまえのことが抜け落ちているということはないだろうか...