2006/02/23(木) 続、マウスピース
 マウスピースの素性を決める要素として、“金属の質”というのが大きいのではないかということで、一昨日も意見が一致した。いいマウスピースを作るためには、それに合ったいい金属(真鍮、つまり、銅と亜鉛)が必須。ニューヨークバックのマウスピースがいいのは、いい銅山があったからだとか…。まあ、カップやリムの形状やボアなどはいわば調理法で、材料になる金属は、料理でいうところの“素材”といってもいいくらいなんじゃないかとぼくは思う。
 その素材は、個体差はあるとはいってもメーカーによってある程度傾向があるであろうから、ぼく的にマウスピース選びのポイントにしていることは、まず、自分の楽器を吹いたときに相性の良いマウスピースメーカーを注意深く選択。そしてその中から、自分に合ったリムサイズをしぼり、さらに好みに合わせてカップ形状や深さ、ボアなどのバリエーションから選ぶという流れ。楽器とマウスピースのメーカーの相性というのはある。まずはそれが大切な気が、ぼくはする。もちろん、わりあいオールマイティなメーカーというのはあるけれど…。
 あっ、ぼくはマウスピース作らないからね(^^;)。