2006/02/22(水) マウスピース
 ニューヨークバックというマウスピースがある。有名なアメリカのBach社がニューヨークで楽器やマウスピースを作っていたころの、要するに、古いBachのマウスピース。簡単には手に入らない。ぼくはずいぶん前に1度だけ7Cを吹いたことがあるのだが、そのマウスピースは他にないくらい、鳴りも反応もいいものだった。でも、ニューヨークバックにも個体差(1コ1コのばらつき)があって、ハズレはたいしたことないらしい。
 で、昨日もマウスピースについて話していたのだが、「福見くん、旋盤買ってきてマウスピース作りなよ」と(^^;)。なんで(^^;)。そういえば、昔、扇風機でマウスピース削ってたことはあるけど…(汗)。えっと、扇風機の羽根をはずして、そこにマウスピースのバックボアを差し込んで(ティッシュなどで上手に固定する)、ろくろの要領で細かいサンドペーパーやコンパウンドでカップやリムや重量バランスがお好みになるようにちょっとずつ削っていくのだ。ちょっと削っては2〜3日吹き、またちょっと削っては… を1ヶ月くらい続けたこともあるな…。そういえばそんなこともやっていたよ。アパートの部屋がなんだか作業場みたいになったな…。まぁ、マウスピースをフライパンで炒ったり、油で揚げたり? する人もいるしね。。あっ、良い子は真似しないでね。