2006/02/15(水) 時の重み(3)
 大学を出てまだ間もない頃だと記憶するが、管楽器講習会の講師で浜松まで行った。そしたら当時、中学生がみんな“ヤマハカスタム”を持っているのだ。驚いたね。もちろん、学校の備品楽器。『さすが楽器の街はちがうなぁ…』と思ったね。今じゃ備品にカスタムって、べつに珍しくもないものね…。時代は変わったのです。
 高1の時の方の録音の指揮者で、当時のブラスの顧問の先生。ぼくはさんざんわがままを言って迷惑をかけたりもしたのだけれど、ぼくが教育実習で戻ったときの指導教官でもある。初日に「音楽の授業って、教えることじゃないのよね。じゃあどういうことなのか、実習期間で考えてみなさい。」と言われたけれど、いまだにぼくにはわかっていないのかもしれない…。指導することも含めて、いい音楽をつくるって、どういうことなんでしょうね…。