2006/02/13(月) 時の重み(1)
 母校のブラスのBBSで、OBの間で昔の部の話題が出ている。そんなわけで、なにか記録が残っていないかと家を探したら、ぼくが高校1年生の時のコンクールの録音が出てきた。古いカセットテープ。
 ぼくはトロンボーンは高校から始めた。中学ではテューバを吹いていたのだが、高校に入ったらトロンボーンは上級生がいなくて、一年生ばかり4人。しかも、その中で唯一経験者だった一人が歯を痛めてパーカッションにかわってしまい、トロンボーンは初心者ばかり3人でコンクールに望むことになった。自由曲が難しくて吹けなかったものだから、顧問の先生に(先輩にだったかな…)たのんで備品の楽器を家に持って帰らせてもらって練習したりした。もちろん、夜の8時過ぎに家の中で吹けるはずもない。さいわい、うちの回りは田んぼばかり(いなかなので…^^)。なので、外で楽器ケースの上に楽譜を広げ、懐中電灯で照らして練習したりしたなぁ^^;。
 テープ(タイムを計ってみたら、11分43秒…)聴いてみた。いけないところは、いろいろある。でも、「あぁ、これ、すっごい練習したんだろうなぁ…」っていうのは、とっても聴いて取れる。いちばん思ったのは、音1つ1つに意思がこもっているということ。そして、みんなの気持ちがほんとうにひとつになっていたんだなぁ、っていうのが、演奏から伝わってくる。そりゃ、ハーモニーの合ってないところとか、たくさんあるけど…。なかなか冷静にコメントできないなぁ…。
(明日の日記に続く...)