2006/12/23(土) インタビュー
きょうは、ぼくが今年の朝日作曲賞に書いた『しおかぜのマーチ』を定期演奏会で演奏してくれる学校の本番、作曲者としてあいさつというか、インタビューを受けに行ってきた。
ぼくはライブやコンサートのMCをやったこともあるのだけれど、そんなとき、なにをしゃべるか前もって考えたりメモを作っていってうまくいったためしがない。でもなぜか好評だったりもする。いや、みんなぼくにMCを押しつけたくてほめてるだけか^^;。まあなにしろだから、下調べはするけれど前もってしゃべる内容は考えないことにしている。考えていくと、きっと、「うまくしゃべってやろう」っていうスケベ心ができて邪魔をするんだと思う。
さて、で結局、編曲と作曲の違いの話、2次選考会のことやリハーサルの様子、作曲家の人たちとお茶を飲みに行ったことや、そこで松尾先生(ナジム・アラビーの)に、「昔ぼくも似たタイトルの曲(そよ風のマーチ)書いたよ」と言われたこと、選考会の演奏順をほんとうにアミダくじで決めることなどを話させていただいた。ほかにも、最年少は20歳の大学生で、いい曲だったことや、何年もかけて推敲して応募する人もいることなど、エピソードはたくさんある。
さて、演奏会は、サウンド、ステージング、構成など、初めて行った人でも楽しめるとってもいい本番。お客さんに楽しんでもらおうということがとっても感じられる、いい演奏会だった。きょう(23日)と、明日(24日)の2日間公演。きょうの客席はほぼ満席。ぼくの曲を振っていただいた稲垣先生も、年齢からは考えられない若々しい指揮。終わってから3人ほどで食事に行ったのだが、いろいろなお話が聞けておもしろかったです。。