2006/12/04(月) 金管バンドに
 吹奏楽の話を書いているうちに、昨日は魔笛のリハーサル。豊橋まで行ってきた。そしてきょうは、教えに行っている小学校の金管ハンドの指導最終日。年間の回数が決まっているのです。
 最後の指導日、ぼくに聴かせるために1曲練習していてくれたり、色紙を書いていてくれたり、手紙をくれたり…。合奏はクリスマスの曲をやったのだが、ほんとうに上手くなった。最初からある程度は吹ける子たちだったが、ほんとうにいい音のするバンドになった。しかもこの子たち、本番を終わるたびに楽器を変わるのだ。だから、今年だけでどの子も2つとか3つとかの楽器をやっているわけで、それでなんであんなに吹けるの!?
 帰りに教頭先生や顧問の先生や、みんなにお礼を言われたが、この部、4月には存続の危機だったのだ。それで助っ人としてぼくが呼ばれたのだが、存続どころか、こんなにいいバンドになるなんて…。この調子でずっとずっと続けていってほしい。
 あんなに感謝されたこともうれしかったし、それにも増して、あんなに上手になってくれたことがうれしかった。なにより、楽器を吹いたり音楽することをほんとうに楽しんでくれていることが、いちばんうれしい。