2006/12/01(金) きょうも吹奏楽部
今年書いた稚作『しおかぜのマーチ』を、定期演奏会でとりあげてくれる高校の吹奏楽部に、きょうはお邪魔してきた。
岐阜県は中津川市という、山間の地方都市。名古屋よりも気温が3度くらい低い。もう少しで長野県。日本海よりは太平洋の方がどちらかというと近い(要するに海は遠い)という街の、工業高校だ。以前にも何度かうかがったことがある。昨日が期末試験明けだったのだそうだが、行くと生徒が寄ってきて出迎えてくれて、なんと荷物まで持ってくれる。そういう係が決まっているのかな…
合奏場に入ると、1年生だけの合奏中。たしか全校生徒500人ほどの学校だと思ったが、吹奏楽部の1年生だけで30人ほどいるであろうか、ほとんどみんな高校から楽器を始めるのだそうだ。けっこう怪しいピッチ(失礼)にもかかわらず、合奏はとても整っている。ていねいだし、音も寄っているからか。このままこの調子で育てば、すっごくいい合奏になるだろう。
そしてそのあとさっそく、2,3年生の『しおかぜのマーチ』の合奏を振らせていただいた。みんなまじめ。1年生もそうだったが、一人一人ノートを持っていて、何か伝えるとノートにメモっている。そんなふうだからもちろん、『打てば響く』バンドで、合奏をとおしてどんどん演奏が良くなっていく。2時間ほどの合奏の最初と最後で、かなり変化した。
あっ、合奏中、「ここはキラキラした波しぶき!」と伝えたところで、ここが中津川だということを思い出す(汗)。でも、海は見たことあるよね!?