2006/10/23(月) 生きた音
連日の疲れが抜けず、今朝は全然起きられず。会議1時間遅刻。すいませんでした(-_-)。
さて、午後はバンド指導。きょうは小学校。吹奏楽で、あさってが本番。合奏ばかりやるのもどうかと思ったので、前半は個人、パートの時間をとった。
このクラブ、とってもいいところがひとつある。必ずパート単位で集まって練習するのだ。ほとんどが合わせ練習で、各パートちゃんと6年生が仕切っている。で、吹けない子の面倒も各パートの上級生がちゃんと見ている。だからパートの音がとっても寄るのだ。小学生なのに、とってもいい音がしている。
個々の技量とセクションのサウンドは必ずしも比例しない。個人はそこそこ吹けるのにパートの音は全然寄らないなんてところもある。が、この学校は、音程の悪さなんてそんなことどうでもいいじゃん、と思わせてくれるくらいにまとまった響きがする。
後半合奏。曲は「Take the A Train」。やんちゃで言うこと聞かないような子たちばかりだが、パートがそんなふうだから、良くも悪くも合奏がとってもまとまっている。というよりも、合奏全体が1つの生き物みたい。うまく乗せてやればとってもいいサウンドになる。
死んだ合奏を振るのはラクだし簡単だ。でも、そこから音楽は出てこない。生きた合奏を振るのはこっちも体力勝負。でも、楽しい。「このテンションじゃあ最後まで持たないっ」と焦ったけど^^;。