2006/10/06(金) 鈴鹿
 木犀の薫りが漂ってきて、気がつくともう10月。秋だねぇ…。F1もきょうから日本グランプリが始まった。アロンソとシューマッハ同点のガップリ四つで迎えた、鈴鹿。
 鈴鹿サーキットでのF1は来年から休止。日本グランプリの場は富士へと移ってしまう。残念でならない。もうひとつ残念なのは、今年でシューマッハが引退してしまうこと。
 鈴鹿はチャレンジングなオールドコース。F1が開催されるサーキットの中でも名コースの呼び声高い。ぼくは去年の3月にいちど走ったことがある。カートでね。。
 1周は5.807km。ROTAX MAXというエンジンのカートで走ったのだが、ずんずんくだるホームストレートから1コーナーが迫ると、ランオフの砂が壁のように見える。S字はやっぱりリズムが大切。ダンロップからデグナーに向かうくだりでは、やっぱり砂の壁がせまる。デグナーからトンネル抜けて谷底からヘアピンにぐんぐんのぼる感じや、そのあとの気持ちのいい200R。スプーンを過ぎてどんどんのぼる西ストレート。130Rはカートでも度胸試し。まだまだのぼって、坂の頂点がシケインだから、そこでコースが消えているように見える。最終コーナーを立ち上がるともうエンジンは最高回転で、それ以上加速しないから、「走れっ!このっ!!」とか言いながら1コーナーをめざす。
 そのときのベストタイムは2分59秒65。コーナーはまだ攻めきれてないし、カートのセットも合ってなかったけど、F1はこの半分くらいのラップタイムで走るんだよねぇ…。気持ちいいだろうなぁ…。