2006/09/10(日) 2ポジション(写真)
 学校に教えに行っていて、特に小学校ではそうだが、トロンボーンの子はなかなかポジションをおぼえてくれない。2ポジションは、そんなに遠くじゃないよぉ。。4ポジションは、そんなに近くじゃないよぉ。。なぜかなかなか身につかない。
 もしかしたら、「なんで私らだけ、こんな面倒なもの覚えなきゃならないのぉ…」と思っているのかもしれない。うん、そんな感じだ。。。でもねぇ、目の前で伸びたり縮んだりしているこの原始的なしくみで、音の高さがどんなふうにも自由自在になるって、面白いと思わない!? ぼくは高校でトロンボーン始めた頃は、面白いとは思ったけれど面倒だなんて思ったことはなかったけどなぁ…。まぁビッグバンドとかでは、サックスやトランペットの機動性をうらやましいと思ったことはあるけどね…。
 スライドの場所(ポジション)は、最初は目で覚えるのかもしれないけれど、最終的には『手』と、そして『耳』が覚えるのです。そして耳と手が直結した瞬間自動調整機構ができあがる。そこには、思考は入らないのです。