2006/08/12(土) スズメのその後
 6月の帰省のときにスズメの子(巣から落ちてしまっていたヒナを育てていたのだ)のことを書いた。アルバムに写真もアップしてある。このまえ2ヶ月ぶりに帰ったら、やっぱり案の定、みんな巣立ってどこかに行ってしまっていた。
 なんでもあのあとどんどん成長して、1ヶ月もしないうちに、エサをやろうとすると部屋中飛び回って収拾がつかないほどになったんだそうだ。それでしかたなく庭に出して、2〜3日は庭で餌付けをしていたのだが、やがてどこかに飛んで行ってしまったのだそうだ。どこでどうしているのかもわからない。やっぱりね。そんなもんだ。。
 ところで先日、大山(だいせん)の写真をアルバムにいくつかアップしたけれど、その中に“賽の河原(さいのかわら)”と“金門(きんもん)”の写真がある。
 “賽の河原”とは、赤ちゃんの霊が赴く三途の河原のことなのだそうだ。赤ちゃんの霊が父母を供養するために河原の石を積んで碑をつくる。何度も大鬼に邪魔をされるが、やがて地蔵菩薩が現れて救う、というお話がある。
 実際の賽の河原にも、写真をよく見るとわかるが、石の塔がいくつもある。子どもを亡くした親がやってきて、わが子をしのびながら河原の石を積み重ねてつくるのだそうだ。