2006/08/11(金) あれから21年
羽田発大阪行きの日航ジャンボ機123便が御巣鷹の尾根に墜落してから、明日で21年なのだそうだ。当時ぼくは学生だったけれど、今の学生さんって「まだ生まれてませんでした」って人もいるってことで、それだけの時が流れたということか。
あの事故のことは記憶にある。事故機は大島を過ぎたところで突然機体に異常が発生、30分以上の迷走飛行の末に墜落し、歌手の坂本九さんなど520人が亡くなったが、奇跡的に4人が助かったというもの。
当時の運輸省が発表した事故調査報告では、過去の事故での圧力隔壁修理にミスがあり、それが壊れて噴出した客席の与圧空気の力で尾翼や油圧系統が破壊され、操縦不能になったというものだそうだが、なんでもこの報告書、専門家や現場の人間に言わせればおかしなところが多いらしく、いろいろな異説もあるのだそうだ。
ネットを調べてみたら、いろいろ出てきた。通常は公開されないはずのボイスレコーダー(操縦室や客席などの音声を記録する装置)の音声まで、ネット上にあるのな…。
飛行機って技術的には当時よりも安全になったんだろうけど、今はテロの道具にされたりするからねぇ…。昨日あたりからイギリスは大騒ぎらしいけど、嫌な世の中になったねぇ…。