2006/07/03(月) やる気
 本気の想いがどれだけあるかが大事だと昨日書いた。書くのは簡単。でも現実は、そんなに簡単ではない…。
 たとえば、「金賞が欲しいか?」と聞けば、みんな「欲しい」というのに決まっている。でも、「ほんとにほんとに欲しいのか?」と聞いて、「ぜったいぜったい欲しい!!」という子が、どれだけいるか…。いい成績を出すクラブの子は、みんなが“本気”です。“いい成績”と、“いい演奏”がイコールだとは限らないけれど…。
 まあなにしろ、バンドの空気というのは大事。「こんにちは」が言えない、「ありがとう」が言えない、指揮者がかまえても、なかなかかまえない、なにか伝えても、わかっているのだかどうなのかはっきりしない、返事ができない、声を出さない、歌も歌えない、そのくせ、私語はする…。こういうの、どうしたらいいのかねぇ…(^^;
 ぼくは、厳しくあたることにしている。ご機嫌取りは、いけない。たとえば構えが遅れて出が遅れたら、止めて、「最初から吹いてくれるか!」と一喝する。厳しくしすぎて雰囲気が悪くなったりしたことは、ぼくの場合、今までない。
 「こんにちは」が返ってこなくても、こんにちはを言い続ける。“おまえらなぁ…”と思うけれど、それは、きっと顔に出るなぁ^^;。ぼくは思ったことはほとんど必ず、顔に出る。
 なかなか大変だけど、まあ、やりがいがあるということで…