2006/04/16(日) 引退
 きょうは3年生引退の日。進学校なので、新1年生が入って“部結成”したら引退していく3年生が多い。
 引退記念合奏を聴く。3年生だけで、コンサート2回分くらいの量の思い出の曲を合奏。去年の今ごろ、去年の3年生が抜けて新メンバーだけになった合奏の音を聞いたとき、“こりゃ大変だぁ”と思ったけれど、1年間で上手くなった。ぼくはきびしいこともたくさん言ったし、ここでは音楽以外の部分には関わらないようにしていたので慕われてはいなかっただろうけど、やっぱり引退してしまうのはさみしいものがある。
 学校吹奏楽だとどこでもそうだと思うけれど、毎年メンバーが変わっていって、そのたびにまた音を作っていかなければならない。ことに部員数の多い学校だと、コンクールに2回以上出る子はいなかったりもするわけで、つまり、毎年新メンバーでゼロから合奏の音を作っていかなければならないということ。それにもかかわらず毎年全国大会で金賞をとっていく淀工は、考えてみたらやっぱりすごいなぁ、と、あらためて思う。