2005/03/03(木) お筝にチャレンジ
 きょうは本番前の休憩時間にお筝を弾かせていただいた。『さくらさくら』の楽譜や解説などは前もっていただいていたので、きょうは実践。
 お筝は奈良時代に中国から日本に伝わった楽器。それ以前に日本にあった古来の“琴”は“和琴”と呼ばれる。
 『さくらさくら』は、筝の練習曲。13本の絃(弦)が、基本的な調子である“平調子”(陰旋法)に調弦されていて、ほとんどのフレーズは「絃を順番に弾いていけばいいので簡単ですよ」と言われてはいたのだが…、たしかにそうだが、でも、そう簡単ではない。
 なにしろ13本張ってある絃はみんな同じ。なので、どれが何番なのか慣れないとすぐには分からない。まん中が“七”。そして、西洋音楽と違って五音音階なので、間4本隔てたらオクターヴ。たとえば五と十がオクターヴだ。
 右手の親指、人差し指、中指に“爪”をはめる。これがなかなか意のままには動かせない。1つの指で2本の絃を“タラン”と同時に弾いたりするところがあるのだが、ちゃんと2本鳴ってくれなかったり、隣の3本目も鳴ってしまったり…。
 楽器って、なんでも奥が深いのです。。。