2005/11/17(木) レッスンに思う(3)
今でもレッスンのとき、気づいたことを全部伝えているわけではもちろんない。きっとそれはもっともよくないレッスンだと思う。気づいたり観察したことのなかのごく一部の、ほんとうに必要なこと、それを、いろいろな形で伝えている。
以前はたとえば、「こんどは○○を観察しながら吹いてみようか。」と伝えて、吹いて、吹かせて、それを繰り返しながら音が変化していく、そんなレッスンをしていた。このごろそれ、あんまりやらないなぁ…。
「もっとこうしてごらん」とか、「こうならないように気をつけてごらん」っていうのは、実はあまりいいレッスンではないのではないかと思う…。
ところで、一昨日やっとXOのテナーバスを試奏した。ここにインプレを書いてしまって、読んだ人に固定観念ができてしまうのもどうかと思うので書かないけれど、いい楽器でした。。