2005/11/07(月) 存在
自分を隠して、webに日記を公開する。これはよくあることだろう。昨日話題にした少女は男性名でブログを書いていた。
少女は、『隠れる事は喜びでありながら、見つけられない事は苦痛である。』と書いている。『自分が存在していることを確認するためには、誰かに見つけられるしかない。』とも…。
名を名乗らないから書けること、名乗ってしまったら書けないこと、たくさんあるだろう。ぼくも、もし匿名で日記を書いていたら、きっと今とは全然違ったものになっただろう。空想だって書けるのだ。書いてみようかな…。
でも、名乗って書くからこそ伝わること、いや、本名を名乗らずとも、存在をある程度明らかにして書くからこそ、伝わることだってあるだろう。『“人”が見えること』は、人気サイトの条件の一つ。もちろん例外もあるけれど…。
でもこれは、たとえば掲示板の書き込みにも言えることだと思う。“人”が見えない書き込み、そんな書き込みばかりの掲示板って…